FIREの計算で使う「25倍」という数字は、「4%ルール」に基づいています。
4%は、アメリカの過去の市場成長率年7%からアメリカのインフレ率3%を引いた数字です。
インフレ率って何?って思いますよね。
インフレ率について簡単に説明します。
例えば、今、水のペットボトルを100円で買えるとします。
20年前なら同じ水を買おうと思うと、80円で買えました。
20年後、同じ水を買うと120円ぐらいに上がるかもしれません。
それは物価が毎年少しずつ高くなっています。
つまり、去年に比べてどれくらい物価が上昇したか(インフレーション、略称:インフレ)になったかをあらわした指数をインフレ率と言います。
(アメリカでは1.5Lの水が約500円で売られているようです。ひぇー。)
つまり、アメリカのインフレ率3%というのは、今年さ100円で売っていた物が1年後は103円ぐらいに値上がりするということです。
では、日本のインフレ率はどうかというと、
年 | 日本のインフレ率 |
---|---|
2018 | 0.99% |
2019 | 0.47% |
2020 | -0.03% |
2021 | -0.24% |
2022 | 1.99%(見込み) |
平均約1%ぐらいですね。
その点では日本はFIREしやすい環境といえます。
とはいえ、運用利率に絶対はないため、年4%を確保できる保障もありません。
年4%というのは、それなりのリスクを取らなければ狙えない数字でもあります。
私の好きなyoutubeチャンネル「ちーゆる」さんは2.5%で計算されているようです。
それぐらいが気持ち的に安心できますね。
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